複数の Mac 間で iCal イベントを同期する BusySync ユーティリティの開発者である BusyMac の John Chaffee 氏は、Now Up-to-Date から iCal にイベントをインポートするという問題を解決しました。これは、私が最近 iCal に切り替えたときにかなりの労力を要した問題です。
「Now Up-to-DateからiCalとBusySyncへの移行」(2008年12月12日)で書いたように、以前の変換プロセスでは、テキストにエクスポートし、そのテキストファイルをBBEditで編集し、Palm Desktopにインポートし、再度vCal形式でエクスポートし、iCalにインポートする必要がありました。私のやり方はうまくいきましたが、時間がかかり、面倒でした。
Johnは、AppleScriptを使ってNow Up-to-DateからiCalにイベントを転送する小さなユーティリティでこの問題を解決しました。私がテストしたところ、彼の無料のNUD to iCalプログラムは、プログラム間でのイベントの移行をうまく行い、Now Up-to-DateのカテゴリをiCalカレンダーに変換しました。また、NUD to iCalはNow Up-to-Dateのイベントタイプを適切なiCalカレンダーに再マッピングします。
Johnが作成したNUD to iCalの最初のベータ版をテストした際、Now Up-to-Dateの繰り返しイベントが原因で、インポート処理に非常に長い時間がかかりました。これらのイベントはiCalの繰り返しイベントに転送できないため、最初のベータ版では各イベントを個別のイベントとして転送しようとしました。私のカレンダーには誕生日と祝日がそれぞれ20~50回ずつ重複していたため、転送するイベントの数が異常に多くなりました。Johnは2回目のベータ版でこの問題を回避し、繰り返しイベントの最初のインスタンスのみを転送することで、パフォーマンスを大幅に改善しました。
ジョンには、繰り返しイベントのタイトルに[繰り返し]というタグを付けて、iCalで簡単に見つけて、正しく繰り返し設定できるように編集できるようにしてほしいと提案しました。彼は最終版でそれを実装し、見事に動作しています。繰り返しイベントを一度確認して、本当に移動させる価値があるか確認しておくと良いと思います。そうすれば、繰り返し設定の手間がかからず、問題にはなりません。
NUD to iCalは無料で、ダウンロードサイズもわずか80KBです。Now Up-to-DateからiCalへの移行を検討しているなら、必須です。