開発者のGuilherme Rambo氏は、AppleがグループFaceTimeのリリースを「今秋後半」まで延期したことに気づきました。WWDCでAppleは、この機能をmacOS 10.14 MojaveとiOS 12の一部として宣伝し、FaceTimeでの会話は最大32人まで参加可能になると述べていました。正直なところ、私たちは驚きません。TidBITSとTake Controlの著者たちと現在のベータ版をテストしたところ、グループFaceTimeはまだプライムタイムには全く対応していませんでした。
もちろん、未完成の機能のリリースは避けるべきですが、Appleはここ数年、出荷日に間に合わせるのに苦労しているようです。最近の4つの例をご紹介します。
- HomePod: 2017 年 6 月のワールドワイド デベロッパー カンファレンスで、Apple は HomePod スマート スピーカーを 2017 年 12 月に出荷すると発表しました。しかし、出荷は 2018 年 2 月まで延期され、ホリデー ショッピング シーズンには間に合いませんでした。
- AirPlay 2:また、その WWDC で、Apple はワイヤレスオーディオ技術 AirPlay 2 を macOS 10.13 High Sierra と iOS 11 の主要機能として宣伝しました。これらのオペレーティングシステムは 2017 年 9 月に出荷されましたが、AirPlay 2 は 2018 年 5 月の iOS 11.4 と 2018 年 7 月の macOS 10.13.6 まで日の目を見ることはありませんでした。
- iCloud メッセージ: AppleはWWDCで再び「iCloud メッセージ」を発表しました。これは、会話を個々のデバイスではなくiCloudに保存する機能です。AirPlay 2と同様に、「iCloud メッセージ」は2018年5月下旬のiOS 11.4とmacOS 10.13.5で初めて登場しました。
- AirPower: Appleは2017年9月のiPhone発表会で、ワイヤレス充電マット「AirPower」を発表しました。これはQiワイヤレス充電規格に対応し、専用の充電ケースに入れたiPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、Apple Watch Series 3、AirPodsを充電できます。まだ出荷されていません。
いずれ、Appleの新機能に関する発表は、いわゆる「鵜呑みにしない」ようにしなければならない時が来るだろう。グループFaceTimeが本当に「今秋後半」にリリースされるのか、それとも2019年のリリースにずれ込むのか、見守るしかない。