Pixelmatorチームは、完全なHDRサポートを備えたPixelmator Pro 3.5(愛称Flare)をリリースしました。これにより、iPhoneで撮影したHDR写真やビデオを含むHDRコンテンツのインポート、編集、エクスポートが可能になります。この画像エディタを使用すると、マルチレイヤーコンポジションのHDRコンテンツを編集したり、他のレイヤーと同様にHDRレイヤーを操作したりできるほか、ショートカットやAppleScriptなどの自動化ツールのサポート、Pixelmator Pro機能拡張を使用したAppleの写真アプリ内の画像編集のサポート、そしてクイックルックでのPixelmator Proドキュメントのプレビューが可能になります。Pixelmator Proは、幅広いHDR画像フォーマット(HEIC、AVIF、JPEG XL、PNG、TIFF、RAW、Apple ProRAW)に加え、MP4やMOVなどのビデオフォーマット、HDRをサポートするHEVCやApple ProResなどのビデオ圧縮タイプもサポートしています。HDRを操作するには、macOS 14 Sonomaを実行し、互換性のあるディスプレイを備えている必要があります。
ちなみに、Pixelmator Pro 3.5はSonomaに完全対応し、パフォーマンスと様々なファイル形式との互換性が向上しました。また、新規ドキュメントの保存時にアプリが誤った保存場所を提案するバグが修正され、macOS 12 Monterey以降が必須となりました。このメジャーアップデートを記念して、Pixelmator Proは期間限定で50%オフの24.99ドルで販売されます。(PixelmatorおよびMac App Storeからの新規購入は49.99ドル、無料アップデート、609.3MB、リリースノート、macOS 12以降)