Apple PayがTarget、Taco Bell、Speedwayなどで採用

Apple PayがTarget、Taco Bell、Speedwayなどで採用

ターゲットでApple Payを使ってチェックアウトする人

写真提供:Apple

Appleは、Target、Taco Bell、Jack in the Box、Hy-Veeスーパーマーケット、そしてSpeedwayコンビニエンスストアがApple Payを導入すると発表しました。また、米国の上位100店舗のうち74店舗がApple Payに対応し、全米の小売店の65%で利用可能になったことも発表しました。Appleは次のように述べています。

Apple Payは現在Targetストアで展開されており、今後数週間で全米1,850店舗すべてで利用可能になります。お客様は本日から、中西部にあるHy-Veeストア245店舗以上と、中西部、東海岸、南東部に展開するSpeedwayの約3,000店舗すべてでApple Payをご利用いただけます。また、今後数ヶ月以内に、Taco Bellの7,000店舗以上とJack in the Boxの2,200店舗にもApple Payを展開する予定です。

Daring Fireballのジョン・グルーバー氏が指摘したように、Targetはかつて、競合するCurrentCデジタルウォレット技術を支えるMCXコンソーシアムの主要メンバーでした。この技術は、Apple Payに対抗するためにWalmartが推進していました(「一部の小売業者が今のところApple Payをブロックしている本当の理由」2014年10月26日記事参照)。CurrentCは2016年に破綻し(「CurrentCの資金繰り悪化」2016年5月17日記事参照)、その技術はJPモルガン・チェース・アンド・カンパニーに買収され、同社のChase Payプログラムに利用されました。

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