MozillaはFirefox 66に大きな機能追加を加えました。ウェブサイトが動画や音声を自動的に再生するのを防ぐオプションです(Adam Engst氏の「#DeathToAutoPlay—もう自動的に再生される音声や動画は不要!」、2019年2月6日参照)。「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「許可」で音声の自動再生をブロックし、動画の自動再生を許可する例外を指定できます。Mozillaによると、自動再生をブロックする機能は、ソーシャルメディアなど、動画がミュートされた状態で自動的に再生される一部のサイトでは動画の再生を止められないとのことです。
Firefox 66では、ページ上部に画像や広告が読み込まれる際にコンテンツがジャンプするのを防ぐスクロールアンカー機能も実装されました。また、開いているタブを検索する新しい方法(多数のタブを開いている場合に表示されるタブオーバーフローメニューからアクセスできます)が導入されました。さらに、Webコンテンツの読み込みプロセスを4回から8回に倍増させることでパフォーマンスが向上し、クラッシュ率も低減しました。さらに、MacBook ProモデルのTouch Barの基本サポートも追加されました。(無料、64.9 MB、リリースノート、macOS 10.9以降)