ErgonisはTypinator 7.5をリリースしました。このリリースでは、テキスト展開ツールのスクリプト機能に、展開履歴へのアクセス、現在の展開を引き起こしたテキスト入力の確認、現在処理中の展開のキャンセルなど、多くの機能が追加されています。また、このリリースでは、プリコンパイルされたAppleScriptが同じTypinatorセッション内でプロパティを保持するようになり、展開内のスクリプトが追加の展開をトリガーした場合でも、展開が順番に完了するようになりました。
Typinator 7.5は、macOS 10.13 High Sierraにおけるメモリ関連のクラッシュからの回復力も向上し、展開フィールドの非表示文字の表示/非表示を切り替えるボタンが追加されました。また、CSVエクスポートで複数行展開時に空行が生成されるバグが修正され、一部の定義済みサブスクリプションセット(TidBITS AutoCorrectionや製品名など)もアップデートされています。(新規購入価格24.99ユーロ、TidBITS会員は25%割引、無料アップデート、7.9 MB、リリースノート、10.6.8以降)