Macを最後にいつ再起動したか、あるいはどれくらいの頻度で再起動したかを知りたいと思いませんか?実は、そうした情報を報告するコマンドライン呼び出しがあるんです。こうした詳細情報は一体何の役に立つのでしょうか?不安定なハードウェアのトラブルシューティングをしているなら、どれくらいの頻度で再起動が必要かを記録したいかもしれませんし、テクニカルサポートに問い合わせる際に、最近カーネルパニックが発生した正確な日付を調べたい場合もあるでしょう。
Unixが苦手でも心配はいりません。これはとても簡単です。 からターミナルを開き/Applications/Utilities
、コマンドを入力しlast reboot
てReturnキーを押します。すると、ログ開始時点からMacを再起動したすべてのログが表示されます。私のログは2013年10月までしか遡りませんが、Adam Engst氏のログには2013年5月以降の70回の再起動が含まれており、DIMMの故障箇所を特定しようとして何度も再起動を繰り返していたケースもいくつか見られます。
技術的には、このlast
コマンドは指定されたユーザーのセッションを表示するので、last shortname
—はshortname
ユーザー アカウントの短縮名 — と入力して、その特定のアカウントがログインしたすべての時間を表示したり、単独でlast
すべてのセッションを表示したりすることもできます。reboot
は と同様に疑似ユーザーなので、shutdown
はログlast shutdown
に記録されたすべてのシャットダウン イベントを表示します。
再起動の記録を永久に保存したいですか?次のコマンドを試してください。
last reboot > ~/Desktop/reboot-log.txt
これにより、Macはlast reboot
コマンドを実行し、その出力をデスクトップ上の新しいファイルに送信するようになりますreboot-log.txt
。コマンドラインからこのファイルに再起動を記録し続けたい場合は、代わりに以下のコマンドを使用します。
last reboot >> ~/Desktop/reboot-log.txt
これは同じコマンドですが、2つの山括弧が使われており、既存のファイルを上書きするのではなく、出力を既存のファイルの末尾に追加することを指定します。実際に試してみて、どのような効果があるか確認してみてください。
ところで、ターミナルにいる間に、uptime
コマンドを実行して、コンピューターが前回の再起動以降どのくらい稼働していたか確認してみてください。