Mac アプリからオーディオを録音するのは概念的には簡単だが、適切なツールとノウハウがなければ、途方もなくイライラさせられる作業になりかねない。Adam と TidBITS チームは長年、あらゆる録音作業に Rogue Amoeba の Audio Hijack を頼りにしてきたが、今回、Kirk McElhearn の新しい記事 "Take Control of Audio Hijack" をお届けし、Audio Hijack 3 の新しいフローチャート風インターフェースの基本と微妙な点の両方を解説できることを嬉しく思う。このインターフェースは以前のバージョンのアプローチとは大きく異なっている (2015 年 1 月 30 日の記事 "Audio Hijack 3 で音量がさらにアップ" 参照)。
Macで再生されるあらゆるオーディオをキャプチャして加工する方法を、Safariでのオーディオ録音、SkypeやFaceTime通話のキャプチャ、古いLPレコードのデジタル化、コンサートDVDからのオーディオ抽出、マイクとミキサーの操作など、よくあるシナリオごとにステップバイステップで解説します。また、KirkはRogue AmoebaのFissionオーディオエディタを使った録音編集の基本についても解説します。
カークが 119 ページの本に詰め込んだすばらしい内容については、いくらでも語ることができますが、ここまで読んでさらに詳しい情報を知りたい場合は、再設計された Take Control Web サイトで本の詳しい説明をクリックしてください。
最後に、「Take Control of Audio Hijack」の制作はとても楽しかったことをお伝えしたく思いました。オーディオへの情熱が伝染するようなKirkと仕事ができただけでなく、プロデューサー、技術者、そしてスタジオミュージシャンとして長年の経験を持つ友人のGeoff Duncanから編集の専門的なサポートを受けることができたのも素晴らしい経験でした。Rogue AmoebaのPaul Kafasis氏には、技術編集の段階で親切で役立つアドバイスをいただき、元々素晴らしい本がさらに素晴らしいものになりました。しかし、本当の収穫はAudio HijackとFissionを習得できたことです。これらは、明るくすっきりとした操作感でありながら、驚くほど奥深い機能を備えたアプリの典型です。これらを使うと気分が良くなりますが、最近はそういったアプリがあまりないのが現状です。
オーディオを扱う必要がある方は、ぜひ試してみてください。