写真提供:Apple
Apple は WWDC に向けて謝罪旅行のようなものを行っており、まずバタフライ キーボードの修理プログラムを拡充し (「Apple、MacBook Pro を 8 コア プロセッサとキーボードの修正(?) でアップデート」2019 年 5 月 21 日参照)、今度はメディアが「Flexgate」と名付けたバックライトの問題に対処するため、2016 年製 13 インチ MacBook Pro モデルの修理プログラムを開始しています。
Apple のサポート記事では、次のような症状が説明されています。
- ディスプレイのバックライトが継続的または断続的に画面下部全体にわたって垂直の明るい領域を表示する
- ディスプレイのバックライトが完全に機能しなくなる
2016年モデルの13インチMacBook Proは、上記の症状のいずれかまたは両方が見られる場合、Appleによる無償修理の対象となります。Touch Bar搭載(Thunderbolt 3ポート4基)モデルと、Touch Bar非搭載(Thunderbolt 3ポート2基)モデルの両方が対象となります。
この問題は、iFixitとMac修理の異端者ルイス・ロスマン氏によって報告された設計上の欠陥によって引き起こされています。この欠陥は、ディスプレイケーブル、いわゆる「フレックスケーブル」が短すぎて壊れやすいことに起因しています。さらに悪いことに、ケーブルはディスプレイに内蔵されているため、修理費用が高額になります。さらに最悪なのは、iFixitとロスマン氏の両方が、この故障は避けられないと述べていることです。MacBook Proをどれだけ丁寧に扱っても、ケーブルはいずれ壊れてしまいます。Appleは2018年モデルで、フレックスケーブルを長くすることでこの問題にひそかに対処していました。
2016 年モデルの 13 インチ MacBook Pro にこれらのディスプレイの問題がある場合は、Apple 認定サービスプロバイダを探すか、Apple 直営店で予約するか、Apple サポートに連絡して Apple 修理センター経由で郵送サービスを手配することができます。
Appleにデバイスを修理に出す前に、必ずデータのバックアップを行ってください。修理にはストレージの交換が必要になる場合があります。Macの場合は、起動可能な複製とTime Machineバックアップの両方を作成することをお勧めします。