Rogue Amoebaは、サウンドコントロールユーティリティにいくつかの新機能を追加した注目すべきアップデート、SoundSource 4.2をリリースしました。当初はメニューバーからオーディオデバイスを切り替えるためのシンプルなツールでしたが、アプリごとにオーディオを制御およびリダイレクトできる高機能ユーティリティへと進化しました。さらに、イコライザーやボリュームブースターも備えています。
SoundSource 4.2には、ボリュームオーバードライブと呼ばれる新しい内蔵エフェクトが追加されました。このエフェクトは、個々のアプリケーションのオーディオを最大400%までインテリジェントに増幅し、オーバードライブによる不快なデジタル歪みを回避します。特定のアプリケーションに対して4段階のボリュームオーバードライブのいずれかを選択すると、そのアプリケーションのボリュームレベルスライダーが下がりますが、システム全体の出力音量は変わりません。アプリケーションのボリュームスライダーを調整することで、ボリュームレベルを上げることができます。

SoundSource では、SoundSource メニュー バー アイコン (システムの現在の出力音量を示すアイコンに変更可能) の右側に出力メーターを配置することで、Mac がいつオーディオを再生しているかを確認できるようになりました。
このアップデートでは、Siri および VoiceOver からのオーディオキャプチャのサポートが追加されました (アプリケーションソースブロックの Special Sources 領域から選択)。AirPods、AirPods Pro、Beats ヘッドフォンなどの Bluetooth デバイスのバッテリーステータスが表示されます。内蔵の Lagutin EQ を削除できるようになりました。SoundSource のアプリケーションおよびエフェクトリストでのドラッグアンドドロップの動作が改善されました。USB オーディオデバイスのトラッキングが強化されました。macOS 10.15 Catalina との完全な互換性が提供されました。Audio Capture Engine がバージョン 11.1.1 にアップデートされました。(新規購入 $29、TidBITS 会員は 20% 割引、無料アップデート、13.9 MB、リリースノート、macOS 10.12+)