St. Clair Softwareは、開く/保存ダイアログ拡張ユーティリティのさまざまな改善とバグ修正を加えたDefault Folder X 5.6.5をリリースしました。このアップデートでは、ブラウザでアップロードされたファイルやメールに添付されたファイルが「最近使ったファイル」リストに含まれるようになり、macOS 11 Big Sur以降の「別名で保存」シートでのFinderクリックが改善され、開いているFinderウィンドウへのアクセスが向上しました。また、Finderが起動していない場合はDefault Folder XによるFinderコメントの表示と編集が無効になり、「最近使ったファイル」と「最近使ったフォルダ」機能でクラウド同期フォルダ内の項目が無視されないバグが修正され、複数のJavaアプリケーション(RazorSQL、RubyMine、WebStorm)のサポートが追加され、10.12 Sierraで「別名で保存」ダイアログを正しく検出できない問題が解決されています。
St. Clair Software はこのリリースの直後にバージョン 5.6.6 をリリースしました。これは、新規インストール時に Default Folder X が macOS のプライバシー設定の「オートメーション」セクションに表示されない問題を修正するものです (Finder クリック機能が動作せず、Default Folder X がアクセス権に関するエラーを表示する原因となっていました)。(新規購入 $34.95、TidBITS 会員は新規購入で $10、アップグレードで $5 割引、Setapp 内、15.7 MB、リリースノート、macOS 10.10+)