Appleから予期せぬ謎の小包が届きました。AirPort Extremeを2、3枚重ねて収納できそうな、細長い箱でした。箱を開けると、不思議な円筒形のケースが現れました。
新時代のモノリス?それとも、新型Mac Proの中央から取り除かれた「ドーナツの穴」でしょうか?まあ、それに近いですね。
チューブを開けると、大きな Mac Pro のポスターと次のような内容のシートが出てきました。
これは、私たちが夢中になって作り上げたコンピュータです。従来の常識を覆し、とてつもなく素晴らしいもの。私たちはあらゆる思い込みに挑戦し、先入観を捨て去り、次々と限界を打ち破りました。これが新しいMac Proです。これまで私たちが作ったどのMacとも違います。皆さんがこのMac Proでどんな作品を作るのか、今から楽しみでなりません。
ポスターは36インチ×25インチで、厚手のポスター用紙に印刷されています。近日発売予定のMac Proの様々な画像が描かれています。
画像よりも私が驚いたのは、その筒です。文房具店で売っているような安っぽい封筒とは違います。
頑丈な段ボール製で、外側はダークグレー、内側は白で、光沢のある反射キャップが付いています。そして、いかにもAppleらしい作りで、キャップのフィット感はほぼシームレスです。爪をキャップの下に差し込んで開けるのに少し苦労しました。
予告なしにマーケティング資料を送るのは、Appleにとって前例のないことではありません。1998年にAppleが郵送した「Think Different」という小冊子は今でも持っています。これは、スティーブ・ジョブズが復帰した後、Appleのアイデンティティを再定義する動きのきっかけとなりました。
他のジャーナリストもチューブを受け取ったようですが、誰が受け取ったのかはよく分かりません。私が受け取ったのはシアトル・タイムズのMacコラムニストだからでしょう。でも、私のコラムは月に一度しか掲載されないので、Appleが私のアクセス数の高さを理由に選んだとは思えません。
ところで、ポスターチューブの開封写真付きの短い記事を書いたばかりなのに。Apple、よくやったな。