Stairways Software の Peter Lewis 氏が Keyboard Maestro 3.0 をリリースしました。これはマクロユーティリティのメジャーアップグレードで、プログラムやウィンドウの切り替え、複数のクリップボードの保存と取得もサポートします。Keyboard Maestro 3.0 でマクロを作成および操作するための新しい方法には、マクロの記録、個々のマクロおよびマクログループの有効化と無効化、マクロおよび個々のアクションを作成中にテストする機能などがあります。既存のトリガー (変更されたホットキー、アプリケーションイベント、時間、パレットのクリック) に加えて、マクロは AppleScript、内蔵 Web サーバー、および変更されていない文字キー (場合によっては便利です) 経由でも起動できるようになりました。Keyboard
Maestro では、インライン Unix または AppleScript スクリプトの実行、Unix および AppleScript スクリプトの結果の簡単な表示、Automator アクションの実行、ログアウト、マクロの記録、水平スクロールホイールのシミュレート、ウィンドウのサイズ変更など、いくつかのアクションが追加または改善されています。特に興味深いのは、Rakesh Kumar の新しい PC Switcher Pack です。これは、Windows から Mac に切り替えるユーザーが PC で慣れているキーボード ショートカットをシミュレートするマクロを提供します。
Keyboard Maestroを試す皆さんへのヒント:サンプルマクロの中には、他の操作に使い慣れているキーを使うものがあるかもしれません。Keyboard MaestroではOption+Deleteキーが前方削除キーとして再割り当てされていたことに驚きました(多くのアプリケーションで好んで使う単語単位で後方削除キーとして使うのではなく)。さらに驚いたのは、F1キーでBBEditを起動する代わりにiTunesからランダムに曲が再生されたことです。もちろん、サンプルマクロは簡単に削除したり調整したりできます。
Keyboard Maestro 3.0はMac OS X 10.4以降に対応しており、ユニバーサルバイナリです。新規購入価格は36ドル、2004年7月から2007年10月までにKeyboard Maestro 2をご購入いただいた方はアップグレード価格18ドルです。2007年11月1日以降にご購入いただいた方は、無料でアップグレードいただけます。