スクリーンショット:Ghacks
ブラウザやプラットフォーム間でブックマークを同期するXmarksサービスを使っている方は、最近なぜか動作しないのではないかと疑問に思ったことがあるかもしれません。ところが、親会社であるLogMeInがわずか1ヶ月前に警告を発しただけで2018年5月1日にXmarksを閉鎖したことで、Xmarksは危機に瀕していることが判明しました。TidBITS読者のGib Henry氏がこの状況を私たちに知らせてくれました。彼は苦情を申し立てたところ、2018年3月30日にユーザーにメールが送られたと言われたものの、実際には何も受け取っていなかったそうです。
Xmarksで同期されたブックマークは、現在保存されている場所から引き続きアクセスできますが、今後は同期されなくなりますので、デバイスからXmarksを削除してください。代替品をお探しの場合は、Ghacksがいくつかの選択肢を挙げていますが、Xmarksほど幅広いブラウザとプラットフォームをサポートしているものはないようです。
Xmarks(旧称Foxmarks)は、2006年にMitch Kapor氏(Lotus 1-2-3、EFF、Mozillaで有名)が設立した会社から生まれました。2009年4月までに1500万回以上のダウンロード数を記録したにもかかわらず、Xmarksは自発的な寄付に頼っていたため、サービスを維持するには不十分でした。しかし、2010年にパスワード管理会社LastPassに買収されたことで、Xmarksは忘れ去られる運命から救われました。2015年にLogMeInがLastPassを買収した際、LastPassはXmarksのサポートを継続する意向を示しました。では、ブラウザやプラットフォームをまたいでブックマークを同期するというビジネスモデルは、かつて存在したのでしょうか?