ティム・クック氏、世界中でGDPRのような法律の制定を呼びかけ

ティム・クック氏、世界中でGDPRのような法律の制定を呼びかけ

写真提供:TheDigitalArtist

AppleのCEO、ティム・クック氏は、第40回国際データ保護・プライバシーコミッショナー会議で熱のこもったスピーチを行い、欧州の一般データ保護規則(GDPR)を称賛するとともに、米国を含む世界中で同様の法律を制定するよう呼びかけました(GDPRの詳細については、ジェフ・ダンカン氏の「欧州の一般データ保護規則がプライバシーをグローバル化」、2018年5月2日を参照)。FacebookやGoogleといった特定の企業を名指しすることなく、「私たち自身の情報、日常的なものから極めて個人的なものまで、軍事力並みの効率で私たちに対する武器として利用されている」と述べ、「データ産業複合体」を痛烈に批判しました。クック氏のプライバシーに対する姿勢は称賛に値し、スピーチの全文をぜひお読みいただきたいのですが、プライバシーがAppleにとってビジネスの大きな差別化要因にもなっていることを忘れてはなりません。

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