香港のVPNサービスが接続ログを記録し、ユーザーデータを漏洩していることが判明

香港のVPNサービスが接続ログを記録し、ユーザーデータを漏洩していることが判明

vpnMentorのセキュリティ研究者は、ユーザーのプライバシーを保護し、ログを記録しないと約束していた香港に拠点を置く7つのVPNサービスが、実際にはログを記録し、ユーザー情報を漏洩していたことを発見しました。1台の公開データベースサーバーに、これらのサービスの2,000万人以上のユーザーに関する情報(氏名、パスワード、メールアドレス、自宅住所など)が含まれていました。7つのサービスは、UFO VPN、FAST VPN、Free VPN、Super VPN、Flash VPN、Secure VPN、Rabbit VPNです。

VPNサービスはプライバシー保護の万能薬として売り文句にされることも多いですが、実際にはインターネットトラフィックをISPではなくVPNサービス経由で送信するだけです。ISPが悪質な場合や、セキュリティ保護されていないWi-Fiネットワークを使用している、あるいは友好国ではない国で作業しているなど、セキュリティが確保されていない状況では、VPNサービスが最適な選択肢となるかもしれません。しかし、結局のところ、パブリックインターネットに接続する際には、誰かを信頼する必要があるのです。

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