AppleはApple Watch向け初のソフトウェアアップデート、Apple Watch OS 1.0.1をリリースした。このアップデートでは、Siri、スタンドアクティビティの測定、屋内サイクリングおよびローイングワークアウトのカロリー計算、屋外ウォーキングおよびランニングワークアウトの距離とペース、アクセシビリティ、サードパーティ製アプリのパフォーマンスが向上しているとされている。Watch OS 1.0.1では、OS X 10.10.3およびiOS 8.3で導入された新しい絵文字のサポートも追加されている(「Apple、写真機能搭載のOS X 10.10.3をリリース」(2015年4月8日)および「iOS 8.3、数々の改善をもたらす」(2015年4月8日)参照)。また、ブラジル系ポルトガル語、
デンマーク語、オランダ語、スウェーデン語、ロシア語、タイ語、トルコ語の言語サポートも追加されている。セキュリティアップデートも多岐にわたる。
しかし、アップデートのインストール方法はすぐには分かりません。Apple Watch本体の設定を見る必要はありません。iPhoneでApple Watchアプリを開き、「マイウォッチ」画面で「一般」>「ソフトウェア・アップデート」をタップしてください。「ダウンロードとインストール」をタップする前に、以下の手順を実行してください。
- Apple Watch が iPhone の範囲内にあることを確認してください。
- Apple Watch を充電器に接続します。
- Apple Watch が少なくとも 50% 充電されていることを確認してください。
Appleの狙いは、部分的なアップデートによってApple Watchが文鎮化してしまうのを防ぐことにあるようです。iOSデバイスのようにiTunesに接続するだけで済むわけではないからです。また、アップデート中はiPhoneのバッテリー残量が10~30分程度あるか、充電器に接続しておくのも良いでしょう。
何らかの理由でアップデートがインストールされない場合は、まずiPhoneを再起動してみてください。スリープ/スリープ解除ボタンを押し続け、「スライドして電源オフ」スイッチが表示されたら右にスライドし、もう一度スリープ/スリープ解除ボタンを押して電源を入れてください。それでも問題が解決しない場合は、Apple Watchを再起動してみてください。サイドボタンを押し続け、「電源オフ」スイッチが表示されたら左から右にスライドして電源をオフにし、もう一度サイドボタンを押して電源を入れてください。
今のところ、アップデートによる大きな変化は見られません。様々な機能が若干高速化しているかもしれませんが、確かなことは言えません。