上級Macユーザーの中には、名前がピリオドで始まるため通常は表示されないファイルやフォルダを操作しなければならない場合があります。これはフォルダを表示するというレベルを超えており~/Library
、この件については「Lionの隠されたライブラリへの対処」(2011年7月20日)で最初に取り上げ、「Shiftキーでライブラリに潜むマスタード大佐」(2017年4月7日)で再度取り上げました。
Unixレベルのファイルやディレクトリの中には、ピリオドで始まるものがあり、デフォルトで非表示になっています。多くのアプリは、ユーザーからサポートファイルを隠蔽するために、そのような項目を作成しています。現在、ホームディレクトリの最上位には、ピリオドで始まるファイルとディレクトリが61個あります。そのうちの1つは2008年にまで遡ります。それは.Maelstrom-data
、懐かしい懐かしいゲーム「Maelstrom」に関連したと思われるファイルでした。つい最近、そしてこの記事のきっかけとなった出来事ですが、 に公開鍵があるかどうかを確認する必要がありました~/.ssh
。
macOS は Unix ベースなので、ターミナルを開いて、ls -asl
(のみが-a
必要ですが、-asl
隠しファイル、ファイル サイズ、および詳細なリストを取得するために常に使用します)を使用して、非表示のファイルも含めたディレクトリ内のすべてのファイルを一覧表示できます。
しかし、ターミナルを操作したくない時や、アプリのDockアイコンにドラッグしてテキストエディタで開ける方が楽な時もあります。Finderウィンドウでこれらの不可視ファイルを表示できたら便利だと思いませんか?実は、できるんです!
押すだけでCommand-Shift-.
、見えないファイルが現れます。ピリオドはUnixでファイルやディレクトリを隠すのに使われる文字なので、このショートカットは覚えやすいです。(Command-.
Macで「止めろ!」という定番のキーストロークを覚えているので、入力時に少しひるんでしまう人にはボーナスポイントです。)
このキーボードショートカットを押すと、開いているすべてのFinderウィンドウで、すべての隠しファイルとディレクトリがグレー表示され、本来は非表示であることがわかります。グレー表示されていても、Finderの他のアイコンと同じように操作できます。ダブルクリック、コピー、移動、アプリのDockアイコンにドラッグしてアプリで開く、ゴミ箱に入れるなど、すべて正常に動作します。とはいえ、やりすぎには注意が必要です。これらのファイルは表示したり操作したりするものではありませんので、何をしているのかよくわからない場合は、そのままにしておきましょう。
(スクリーンショットをよく見ている人にとっては、ターミナルのリストと Finder ウィンドウに表示される内容の違いは、 ではls
大文字で始まるファイルが先頭にまとめられるのに対し、Finder ではアルファベット順に並べるときに大文字と小文字を区別しないからです。)
不可視ファイルを表示したまま作業するのはおかしなように聞こえるかもしれませんが、画面が乱雑になるので、Command-Shift-.
もう一度押すだけで非表示になります。キーボードショートカットを覚えておけば、Finderから簡単に不可視ファイルを表示し、必要な操作を行い、再び非表示にすることができます。