Six Colorsの ジェイソン・スネル氏が、5回目となるAppleエンタープライズ・レポートカードを発表しました 。このレポートは、AppleのIT管理者124名を対象に調査を実施したもので、そのうち約半数が1,000台以上のデバイスを管理しています。その結果、エンタープライズの観点から見ると、Appleのハードウェアとソフトウェアへの取り組みには大きな違いがあることが明らかになりました。
過去2年間と同様に、Appleの最も高い評価はハードウェアと、セキュリティとプライバシーへの取り組みにおいて得られました。しかし、ハードウェアのスコアが急上昇する一方で、ソフトウェア面でのAppleのパフォーマンスは急落しました。
この調査では、Appleのハードウェアの信頼性と革新性は5点満点中4.4点と評価され、M4 MacBook Airを「エンタープライズの主力製品」と称賛するとともに、全体的な信頼性の問題は主にデバイスの落下などによる物理的な損傷に起因すると指摘しています。一方、ソフトウェアの信頼性と革新性は5点満点中3.0点と、調査対象の中で最低の評価となりました。管理者はソフトウェア品質の「継続的な低下」を指摘し、特にiPadOS、Apple Intelligence、システム設定を批判しています。
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