Nisus Software が、この強力なワードプロセッサに対する変更点を長々と列挙した Nisus Writer Pro 3.0.2 をリリースした (2018 年 10 月 29 日の記事“Nisus Writer Pro 3.0、ワードプロセッサ能力を新たなレベルに引き上げる”参照)。今回のリリースでは、DOC/DOCX ファイルコンバータをアップデートして LibreOffice コードベースを使うようにしてフローティングテキストボックスに関する問題を解決し、多数のあるいは巨大な表のあるファイルで作業する場合の応答性を改善し、表メニューコマンドを追加して表セルの枠線と網掛けのほとんどの側面を制御し、macOS 10.14 Mojave で単語にスペルミスのフラグを誤って付けてしまう Apple のバグを回避し、自動番号付けに関するいくつかの問題を解決し、“Rich Text Format (limited features)” と呼ばれるエクスポートファイルフォーマットを追加して InDesign との互換性を改善し、HTML および EPUB エクスポートで脚注や文末脚注に無効なハイパーリンクが生成される可能性があったバグを修正している。 (新規購入 $65、TidBITS 会員は Nisus Software および Mac App Store から 25% 割引、バージョン 3 からの無料アップデート、アップグレード $45、244 MB、リリース ノート、10.11+)