Adobeは、デスクトップ向けの写真カタログ作成・編集アプリケーションであるLightroom Classic CC 7.3をリリースしました。このアップデートでは、12GB以上のRAMを搭載したマシンでのパフォーマンスが向上し、マップモジュールのフォルダーや写真ピンからコレクションを作成するオプションが追加されました。また、ライブラリフィルターバーに新しいフィルターが追加され、編集済み/未編集のステータスに基づいて画像をフィルタリングできるようになりました。さらに、モジュール間の移動時に情報オーバーレイが消えないようにしました。
2017年後半、AdobeはLightroomを、全く紛らわしくない名前の2つのアプリに分割しました。デスクトップ専用のLightroom Classic CCと、デスクトップ、Web、モバイルで動作するクラウドベースのLightroom CCです。Jeff Carlson氏はLightroom CCの概要記事を執筆しており(2017年12月15日の記事「Lightroom CCがAppleのフォトアプリから大きく進化した理由」を参照)、アプリの詳細な解説記事「Take Control of Lightroom CC」も執筆しています。
Lightroom Classic CCは、Creative Cloudフォトグラフィープラン(Lightroom CCとAdobe Photoshop CCを含む)の一部としてご利用いただけます。価格は、20GBのストレージで月額9.99ドル、1TBのストレージで月額19.99ドルです(料金プランの比較はこちら)。以前のLightroom 6アプリとは異なり、Lightroom Classic CCのスタンドアロン版のみを購入するオプションはありません。(月額9.99ドル/19.99ドルのCreative Cloudサブスクリプション、無料アップデート、リリースノート、10.11以降)