iOS 6とOS X 10.8.2アップデートの組み合わせにより、Mountain LionのメッセージアプリはiPhoneの電話番号を識別子としてiMessageを送受信できるようになりました。しかし、アップデートしたMacのメッセージ環境設定で「アカウント」をクリックし、「iMessage」を選択しても電話番号が表示されなかったのは困惑しました。
10.8.2にアップグレード後、Macを起動すると、メッセージアプリでiMessageを使用する際に使用するApple IDに関連付けられたすべてのアドレスを通知する一連のメッセージが表示されることがあります(私もそうでした)。これは嬉しい変更です。iMessageアカウントに関連付けられたすべてのメールアドレスが表示されるようになり、入力する必要がなくなりました。iPhoneにiOS 6がインストールされている場合は、電話番号も表示されるはずですが、iOS 5では10.8.2をインストールしてもこの機能は動作しません。しかし、私のiPhoneの電話番号は表示されませんでした。
Macで同じApple IDを使ってログアウトして再度ログインしてみましたが、それでもダメでした。iPhoneでログアウトして再度ログインしてみるのが解決策です。そうする必要がなかった人もいるようですが、Twitterのコメントを見ると、同じような状況の人もいるようです。「設定」>「メッセージ」>「送受信」をタップし、「Apple ID」をタップします。「サインアウト」をタップします。「iMessageにApple IDを使う」をタップして再度ログインし、「次へ」をタップします。(FaceTimeでも同じ手順です。)
Macでは、この操作を行うとすぐに、電話番号がメッセージアプリで使用可能になったという通知が表示され、メッセージアプリ内のiMessageアカウントの電話番号の横にチェックボックスが表示されました。通知で「はい」をクリックしてチェックボックスをオンにするか、後からメッセージの「アカウント」環境設定パネルでチェックボックスを選択することもできます。また、iPhoneのApple IDに関連付けられているメールアドレスを含む通知もメッセージアプリから届きました。
iMessageシステムは、Apple IDに関連付けられたメールアドレスに加え、iPhoneの電話番号でもメッセージを受信できるように設計されています。新しいメッセージを作成したり返信したりする際に、使用するメールアドレスまたは電話番号を選択できます。このプロセスについては、「メッセージの発信者IDでiMessageを誘導」(2012年8月7日)で詳しく説明していますが、iOS 6ではAppleは「発信者ID」という表現を廃止し、「新しい会話を開始」という表現に変更しました。
これまでのところ、私たちも他のユーザーもiMessageの動作に不安定さを感じています。今回のOSアップデートでiMessageの一貫性が改善される可能性はあるでしょうか? 今後の展開に期待しましょう。