Objective Developmentは、ネットワークトラフィック管理ユーティリティLittle Snitch 6.0のメジャーアップグレード版をリリースしました。DNS暗号化、再設計されたインタラクティブなトラフィックチャート、そしてより便利なブロックリストへのアクセスを提供します。Little Snitch Miniの機能と同様に、強化されたブロックリストのサポートにより、トピック別に整理された厳選されたブロックリストから簡単に選択でき、大規模なブロックリストに基づいてネットワーク接続をフィルタリングする際のフィルタリングパフォーマンスが向上します。刷新されたトラフィックチャートは、ネットワークアクティビティをより明確に視覚化し、分析します。また、1つのアプリに関連するすべての接続が、接続リスト内の1つのエントリにグループ化されるようになりました。
このアップデートでは、トラフィックメーターの表示形式をカスタマイズできるほか、すべてのDNSルックアップを暗号化接続経由で任意のDNSサーバーに安全に送信できるほか、使用頻度に基づいてファイアウォールルールを追跡・最適化できるほか、カスタマイズ可能な音声通知機能も導入されています。また、インストール済みアプリの自動ルール作成機能により初期設定を効率化できます。なお、このアップデートにはmacOS 14 Sonoma以降が必要です。Little Snitchの価格は59ドルで、既存ユーザーは39ドルからの割引価格でアップグレードできます。2024年1月1日以降に購入したライセンスは無料でアップグレードできます。(新規購入59ドル、無料アップデート、36.1MB、リリースノート、macOS 14以降)