MicrosoftはOffice for Macのバージョン16.43をリリースしました。PowerPointの検索速度が向上し、Excelのセキュリティ機能バイパスの脆弱性が修正されています。先月のリリース(バージョン16.42。うっかり見逃してしまいました)はより充実した内容で、Word文書、PowerPointプレゼンテーション、Excelブックで使用できる数千点のロイヤリティフリー画像、アイコン、ステッカーのライブラリが追加されました。また、ExcelではMicrosoft SQL ServerからのPower Queryクエリの更新機能が追加され、LET関数によるパフォーマンス、可読性、構成性が向上しました。さらに、ワークシートのデータからフローチャートや組織図などのVisioダイアグラムを作成できるようになりました。
Microsoft Office 16.42では、パフォーマンスとシンプルさが向上した新しいMac用Outlookも導入されました。カスタマイズ可能なツールバー、より優れた検索結果と提案を提供する検索機能の強化、会議への出欠確認機能の改善、新しい作成ウィンドウを開かずにメッセージに返信できる機能などが追加されています。刷新されたメールクライアントにアクセスするには、Outlookウィンドウ上部の「新しいOutlook」スイッチをオンにする必要があります。Microsoft Officeを使用するには、macOS 10.14 Mojave以降が必要となり、新しいOutlookはOffice 365、Outlook.com、Googleアカウントをサポートしています。(買い切り購入は149.99ドル、年間サブスクリプションは99.99ドル/69.99ドル、Microsoft AutoUpdateによる無料アップデート、リリースノート、macOS 10.14以降)