Appleの世界では、2017年8月9日にカリフォルニア州サンタクララで自動化に特化した新しいカンファレンスが開催されます。CMD-Dでは、スクリプティングと自動化の様々な側面について、13時間にわたる充実したセッションが提供されます。自動化初心者の方は、前日の2017年8月8日にオプションでスクリプティングブートキャンプに参加できます(詳細は後日発表します)。
このカンファレンスは、ミスター・オートメーションことサル・ソゴイアン氏が主催し、Macworld Expoプロデューサーのポール・ケント氏とPRのベテラン、ナオミ・ピアース氏の協力を得ています。スポンサーはOmni GroupとAppleデバイス管理会社JAMFです。
今のところ発表予定のスピーカー陣は一流です。全員が友人同士というわけではないにしても、そう言えるでしょう。Sal氏はAppleの自動化について誰よりも精通しており、AppleScript、AppleScriptObj-C、そしてJavaScript for Automationといった、専門家でさえ知らないような強力な機能について語ってくれます。John Welch氏は、私が想像する以上に長年、管理の最前線に身を置いてきた人物で、自動化が必須な場面とそうでない場面について語ってくれます。Jon Pugh氏はAppleScriptチームの創設メンバーの一人で、AppleScriptがどのように生まれたのかを語ります。Andy Ihnatko氏…誰もが知るAndy氏は、「退屈で
反復的な作業」に対抗する格闘技としての自動化について語る予定です。そして最後に、Macworldを去った後、Apple界屈指のポッドキャスターとなったJason Snell氏が、Six Colorsポッドキャストのライブセッションを主催し、スピーカーたちと共に自動化の現状と未来について語ります。
その他のセッションでは、Automatorの深掘り、数百台、数千台のiOSデバイスの管理における自動化の役割、Appleが買収したWorkflowを使ったiOSタスクの自動化方法、Omni Groupのアプリ向けクロスプラットフォームスクリプティングソリューションの紹介、そして参加者がそれぞれの優れたソリューションを共有し、賞を競うオープンマイクのオートメーションスラムなど、盛りだくさんの内容が予定されています。素晴らしい成果が期待できます。
CMD-Dは、サンノゼ国際空港に近く、サンフランシスコとオークランドの空港からもほど近いサンタクララ・コンベンションセンターで開催されます。CMD-Dカンファレンスとスクリプティング・ブートキャンプはそれぞれ295ドルで、両方お申し込みの場合は590ドルです。これは6月中旬まで有効な早期割引価格です。その後は、1日あたりの参加費が395ドル、2日間パスは790ドルになります。昼食と午後の軽食が含まれています。