残念なことに、Appleがサム・ヘンリー・ゴールドの非公式Appleアーカイブ(2020年1月16日の記事「(非公式)AppleアーカイブがApple資料40年分を記録」参照)に大量の弁護士を送り込むのに、それほど時間はかかりませんでした。そして、Appleのやり方は特に不快なものでした。同社は2020年1月25日の夜、週末のオフィス閉鎖直前の3時間の間に、アーカイブのVimeoアカウントに対して合計3700件ものDMCA申し立てを提出したのです。
ゴールド氏はビデオのほとんどを削除しましたが(コピーは削除していません)、その他の資料は今のところ引き続き閲覧可能です。残念ながら、ゴールド氏が公開したビデオの多くは他では入手できないため、Appleが譲歩しなければ、今回の削除はAppleの歴史研究家、特にスタンフォード大学のAppleコレクションに収蔵されている実物を実際に見に行くことができない人々にとって大きな打撃となるでしょう。Appleの今回の行動自体には特に驚きはしませんが、同社の強引な法的対応には依然として失望しています。
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